【反省】2016年_有馬記念

2016年12月27日04時31分31秒 / レース展望

同レース比較

日付 年齢限定 レース名 着順 馬名 GS 補・前 補・上り
91227 3上 G1 1 ドリームジャーニー 107 115.3 35.3
131222 3上 G1 1 オルフェーヴル 101 115.8 35.9
161225 3上 G1 15 マルターズアポジー 75 116.6 38.3
161225 3上 G1 2 キタサンブラック 100 116.7 35.8
161225 3上 G1 3 ゴールドアクター 101 116.9 35.7
121223 3上 G1 1 ゴールドシップ 109 116.9 34.9
161225 3上 G1 13 サトノノブレス 80 116.9 37.8
161225 3上 G1 1 サトノダイヤモンド 103 117.0 35.5
161225 3上 G1 5 ミッキークイーン 100 117.1 35.8
161225 3上 G1 11 アドマイヤデウス 94 117.2 36.3
161225 3上 G1 6 シュヴァルグラン 100 117.3 35.7
161225 3上 G1 10 マリアライト 95 117.3 36.2
161225 3上 G1 16 サムソンズプライド 77 117.5 38.0
161225 3上 G1 8 サウンズオブアース 99 117.5 35.8
161225 3上 G1 9 デニムアンドルビー 100 117.6 35.7
161225 3上 G1 4 ヤマカツエース 106 117.7 35.1
161225 3上 G1 14 ムスカテール 86 117.7 37.1
161225 3上 G1 12 ヒットザターゲット 95 117.9 36.1
161225 3上 G1 7 アルバート 103 117.9 35.3
該当レース勝ち馬平均 118.5 34.9
101226 3上 G1 1 ヴィクトワールピサ 107 118.6 34.8
151227 3上 G1 1 ゴールドアクター 105 118.8 35.0
141228 3上 G1 1 ジェンティルドンナ 107 121.8 34.3
111225 3上 G1 1 オルフェーヴル 113 123.4 33.5

 

馬場差は+0.1秒と、思ったより時計が出るフラット馬場で、

完全に読み間違えていました。

3R、5Rはドスローで時計が出ていなかったためで、

7Rはハイレベルだったこともありますが、

そこそこ時計が出ています。

(仮にフラット馬場とわかっていても馬券は外しましたが)

 

例年のレベルと比較すると、時計だけなら低レベルでした。

2009年のドリームジャーニー、2012年のゴールドシップ、

2013年のオルフェーブルが、2016年より速いペースでしたが、

上がりを見ればどの馬もサトノダイヤモンドより

高いパフォーマンスを見せていることがわかります。

2013年のオルフェーブル(引退レース)のみ、

上がりの脚でおとっていますが、

残り3F地点ではサトノより1.2秒も前にいた計算で

これはまくってくる途中以降の時計を表しています。

3角から速くなったことを考慮しても、

2016年は低レベル、そう認めざるを得ません。

 

ペース比較

日付 年齢限定 レース名 着順 馬名 GS 補・前 補・上り
91227 3上 G1 7 マツリダゴッホ 83 114.8 37.7
131222 3上 G1 6 カレンミロティック 75 115.1 38.6
121223 3上 G1 9 ビートブラック 85 115.9 37.4
161225 3上 G1 15 マルターズアポジー 75 116.6 38.3
151227 3上 G1 3 キタサンブラック 102 118.6 35.3
101226 3上 G1 5 トーセンジョーダン 104 118.6 35.1
141228 3上 G1 5 エピファネイア 103 121.5 34.8
111225 3上 G1 10 アーネストリー 101 122.7 34.8

 

ペース自体は、このレースとしてはミドルの部類に入るかと思います。

逃げ馬の残り3F通過が2015年より2秒も遅く、

キタサンブラックは、逃げた2015年と比較すると

番手でも速いペースで先行した計算になります。

 

サトノの「チームプレイ」の是非と報道

レースを振り返る前に、やはりサトノノブレスについて

ふれておきたく思います。

サトノノブレスが3角でキタサンをつついたことで

予定より早く仕掛けなければならず、

ロングスパートを余儀なくされました。

サトノノブレス自身が勝つために

あそこで動いたなら誰も文句を言う筋合いはありません。

 

ただ、VTRを確認すると、問題の場面で

さかんにダイヤモンドをチラ見して位置を確認したり、

4角では大きくふくれて、結果として外をまわらされた馬もいました。

もちろん、シュミノー騎手の意図を証明するものはありません。

勝つために競りかけたんだといわれればそれまでです。

 

さんざん議論は出尽くしていますし、

私に証明できない話はやめておきますが、

気になったのが競馬関連の報道です。

「サトノのチームプレイ」とあからさまに書いている記事もあり、

そこに批判の目はありませんでした。

さらには凱旋門賞でもチームプレイで日本の勝利を、

などと書き立てている記事もあり、違和感を感じました。

ヨーロッパと日本の競馬は、そのルールにおいて立脚点が違います。

日本では、各馬が勝つことに全力をつくすのがルールです。

その前提のもとにレースが行われ、馬券が売られています。

もし、万が一、シュミノー騎手がダイヤモンドのアシストをしたなら

前提をくつがえす不正です。

チームプレイなどという言葉で片づけてほしくありません。

言いたいことは以上です。

各馬のパフォーマンス

1着サトノダイヤモンドは、得意のロングスパートの展開になり、

上位3頭では一番外をまわりましたが、ゴール前にきっちり差し切り。

ただ、前出したように、時計はそこまで評価できません。

また、3歳馬ということで55kgも有利に働きました。

これで2016年の3歳の頂点に立った印象が強いですが、

マカヒキはまだこの馬に先着を許していません。

明らかに脚質の合わない凱旋門賞1つで株をおとしていますが

サトノダイヤモンドとの勝負付けは2017年以降に持ち越しでしょう。

 

2着キタサンブラックは、以下のように

2015年と比較すると残り3F通過が1.9秒速く、

上がりは0.5秒落ち込みました。

 

日付 年齢限定 レース名 着順 馬名 GS 補・前 補・上り
161225 3上 G1 2 キタサンブラック 100 116.7 35.8
151227 3上 G1 3 キタサンブラック 102 118.6 35.3

 

敗因はしかけが早くなったことだと思いますが、

これで有馬記念は2連敗。

2015年のようにスローになればキレ負けしますし、

ペースが上がれば差されます。

このコースでは疑ってみてもよいかもしれません。

 

3着ゴールドアクターは、2015年と比較すると

キタサンと同じように残り3F通過が1.9秒遅く、

上がりは0.7秒落ち込みました。

 

日付 年齢限定 レース名 着順 馬名 GS 補・前 補・上り
161225 3上 G1 3 ゴールドアクター 101 116.9 35.7
151227 3上 G1 1 ゴールドアクター 105 118.8 35.0

 

JCで完敗したキタサンに対して、

そう差のない着順までつめてこれたのは

こちらを目標に、馬体をしぼってきたことが理由に思えます。

この3日間、吉田隼人騎手は、人気馬を次々にとばしており、

落馬の影響があったのかなと思いましたが、

きっちり最低限にはもってきました。

 

4着ヤマカツエースが大健闘しました。

3歳時から、脚の使いどころが難しい馬でしたが、

直線では馬群をぬうようにあがってきており、

一瞬の脚はみせてくれました。

2枠4番の絶好枠を利して道中インベタだったものの

少し位置取りが後ろ過ぎたか、

4角ではインをつけず、大回りしたノブレスの

さらに外をまわしてしまいました。

馬体を戻した金鯱賞で復活し、ここで4着なら

G2、G3では再び人気するので、今後狙うならG1ですが、

4角のロスがなければ3着があった、とは言い切れないものの

G1で距離短縮してきたなら、警戒する必要はありそうです。

 

 

5着ミッキークイーンは、4角で外にふられることもなく

距離損なくレースを進めました。

現状、牡馬混合ではこれがせいいっぱいに見えます。

 

6着シュヴァルグランも同様で、

3角4角とポジションをあげる積極策で

直線では見せ場もありましたが、

やはりどちらかというと、ミドル以上のロングスパートよりも

スローで脚を溜める競馬があってそうです。

 

7着アルバートは鈍足でこの枠だと万事休す。

4角では厳しい位置取りでした。

8着サウンズオブアース、9着デニムアンドルビーは

4角で大回りしたサトノノブレスのさらに外を回らされました。

当ブログ◎のマリアライトは、大外枠から

そこそこのポジションをとりにいけましたが、

3角からのペースアップについていけず、

4角ではもう鞭が入り、見せ場なく惨敗…。

冴えない秋となってしまいました。

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高田泰蔵プロフィール

高田泰蔵
1973年生まれ。東京都在住。 病院勤務、出版社勤務を経てフリーランスライターに。 ナリタブライアンの三冠で競馬を知る。

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