【反省】2016年4月_3歳重賞・OP(マイル以下)_NZT、橘S、マーガレットS

2016年5月5日12時29分50秒 / レース展望

NZT

日付 年齢限定 レース名 着順 馬名 着差 補・前 補・上り
100410 3歳 G2 1 サンライズプリンス -0.3 58.6 35.1
120407 3歳 G2 1 カレンブラックヒル -0.4 58.8 35.4
160409 3歳 G2 8 キャプテンペリー 0.5 59.2 36.0
160409 3歳 G2 15 モンスターキング 3.0 59.2 38.5
90411 3歳 G2 1 サンカルロ -0.3 59.3 35.2
140412 3歳 G2 1 ショウナンアチーヴ 0.0 59.4 34.8
該当レース勝ち馬平均 59.5 35.0
160409 3歳 G2 9 ショウナンライズ 0.6 59.5 35.8
160409 3歳 G2 14 ジュンザワールド 2.6 59.5 37.8
160409 3歳 G2 12 ボールライトニング 1.2 59.6 36.3
160409 3歳 G2 13 ダノンスパーク 1.3 59.6 36.4
160409 3歳 G2 16 マテラアリオン 3.1 59.6 38.2
160409 3歳 G2 1 ダンツプリウス 0.0 59.6 35.1
160409 3歳 G2 7 サーブルオール 0.4 59.7 35.4
160409 3歳 G2 11 カープストリーマー 0.9 59.7 35.9
160409 3歳 G2 3 エクラミレネール 0.0 59.7 35.0
160409 3歳 G2 10 マディディ 0.7 59.8 35.6
160409 3歳 G2 5 レインボーライン 0.1 59.9 34.9
160409 3歳 G2 2 ストーミーシー 0.0 60.0 34.7
150411 3歳 G2 1 ヤマカツエース -0.1 60.0 35.0
160409 3歳 G2 4 アストラエンブレム 0.1 60.1 34.7
160409 3歳 G2 6 ハレルヤボーイ 0.2 60.2 34.7
1000万下勝ち馬平均 60.3 34.6
130406 3歳 G2 1 エーシントップ 0.0 60.6 34.7

 

ペース差+0.3秒と例年より若干遅いほぼミドルでした。

しまいのラップを見ると、11.8-11.7-11.7と落ち込んでいませんが、

以下のように、ペース差がプラス(ややスロー)だった

2009年、2015年もしまいは落ち込んでおらず、

準加速ラップ自体はそれほど価値はありません。

むしろ、この2つの年と比較して、補正済み前・上がりで

2016年は若干楽をしている印象です。

2009年、2015年と同等かそれ以下、くらいの評価でよさそうです。

 

日付 1着入線馬名 1F 2F 3F 4F 5F 6F 7F 8F P差
2009. 4.11 サンカルロ 12.5 10.8 11.6 11.3 12.2 11.7 11.9 11.8 0.1
2010. 4.10 サンライズプリンス 12.4 11.0 11.5 11.8 11.3 11.7 11.5 11.7 -0.4
2012. 4. 7 カレンブラックヒル 12.1 10.6 11.3 11.6 12.0 11.7 12.0 11.9 -0.7
2013. 4. 6 エーシントップ 12.6 11.3 11.8 12.1 12.2 11.7 11.4 11.7 1.3
2014. 4.12 ショウナンアチーヴ 12.2 10.8 11.0 11.7 11.9 11.8 11.8 12.1 -0.7
2015. 4.11 ヤマカツエース 12.2 11.2 11.6 12.2 11.8 12.0 12.0 11.8 0.2
2016. 4. 9 ダンツプリウス 12.2 11.0 11.7 11.7 12.1 11.8 11.7 11.7 0.3

 

最後に各馬脚があがって底力勝負というよりも、

余力たっぷりの各馬が、短い直線で瞬発力比べ、

というレースだったと評価してよいでしょう。

 

さて。NZTはトライアルとしての位置づけですが、

2009年以降、本番のNHKマイルで勝ち切ったのは

2012年のカレンブラックヒルのみです。

特にここ3年は1-3着馬は本番で全滅しました。

過去のNZT1-3着馬のNHKマイルカップでの成績を見てみましょう。

 

NHKマイルカップ NZT
日付 馬名 着順 3角 4角 前走着 前3角 前4角
150510 グランシルク 5 9 9 2 16 16
アルマワイオリ 9 12 9 3 11 10
ヤマカツエース 13 7 5 1 9 8
日付 馬名 着順 3角 4角 前走着 前3角 前4角
140511 ショウナンアチーヴ 6 6 4 1 11 8
ショウナンワダチ 10 13 15 2 7 7
ベルルミエール 12 4 4 3 3 3
日付 馬名 着順 3角 4角 前走着 前3角 前4角
130505 レッドアリオン 4 17 18 2 3 4
エーシントップ 7 3 3 1 3 3
ストーミングスター 12 9 12 3 2 2
日付 馬名 着順 3角 4角 前走着 前3角 前4角
120506 カレンブラックヒル 1 1 1 1 3 3
セイクレットレーヴ 5 16 15 2 5 5
ブライトライン 11 16 17 3 9 11
日付 馬名 着順 3角 4角 前走着 前3角 前4角
110508 グランプリボス 1 6 5 3 3 5
エーシンジャッカル 9 14 13 2 12 8
日付 馬名 着順 3角 4角 前走着 前3角 前4角
100509 ダイワバーバリアン 2 7 5 2 5 4
サンライズプリンス 4 2 2 1 2 2
レト 7 12 8 3 5 4
日付 馬名 着順 3角 4角 前走着 前3角 前4角
90510 ジョーカプチーノ 1 2 2 3 2 1
ティアップゴールド 15 15 11 2 10 6
サンカルロ 11 11 1 6 6

 

総じて、NZTで後方から追い込んだ馬、すなわち

2015年のグランシルク(2着→5着)、アルマワイオリ(3着→9着)、

2014年のショウナンアチーヴ(1着→6着)、

2012年のブライトライン(3着→11着)、

2011年のエーシンジャッカル(2着→9着)、

2009年のティアップゴールド(2着→15着)、

はすべて本番で惨敗しています。

 

一方、NZTもNHKマイルも馬券になった馬は

2012年のカレンブラックヒル(1着→1着)、

2011年のグランプリボス(3着→1着)、

2010年のダイワバーバリアン(2着→2着)、

2009年のジョーカプチーノ(3着→1着)、

は、すべて逃げ、先行馬でした。

 

本番で買える馬、買えない馬の脚質傾向が

ここまでハッキリしている理由として考えられるのが、

トリッキーで瞬発力勝負の中山マイルと

底力が問われる府中マイルでは求められる能力が違うということでしょう。

こちらの記事にも書いたように、

東京マイルは上がり最速馬が苦戦するコースです。

中山マイルの短い直線で、しまいのラップも落ち込まず、

他馬を抜いたところがゴール、という競馬をしてきた馬にとっては

直線に向いてからゴールがまだまだ先の東京マイルでは

もう1つ上の能力、あるいは脚質転換が求められます。

 

ましてや冒頭にも述べたように、2016年のNZTは

2009年、2015年と同レベルかそれ以下でした。

2016年に追い込んだ馬は、どうしても

ティアップゴールドや、グランシルク、アルマワイオリと

同じ結果が見えてきます。

それをふまえると、まず2着のストーミーシー

例年、東京マイルで苦戦する典型例で、

トライアルホースの可能性を疑ったほうがよいでしょう。

1200m中心に使われてきて、福島、中山では連を外していませんが

特に直線の長い新潟だけ惨敗している点が気になります。

 

1着ダンツプリウスは、直線に向いてからも馬なりで先団にとりつき、

追い出してからは堅実に伸びて、

先に抜け出した3着馬をゴール前にチョイ差ししました。

追い込み勢が上位をしめる中、

4角3番手、残り3F地点で逃げ馬から0.4秒差は

1頭だけ前目で残したことになります。

1着から8着までが0.5秒差におさまる混戦でしたが、

内容を考えると着差以上の価値があります。

見た目に派手さがない分、本番でもそこそこつきそうです。

買えるNZT組といえます。

あとは別路線組との力関係でしょう。

 

3着エクラミレネールは、ほかの追い込み勢よりは

若干前目に位置して差してきましたが、

トップスピードが持続せずゴール前に失速しました。

こと、府中マイルでどうかというと厳しいのではないかと思います。

前目につけたらつけたらで、アネモネS以前の結果がものがたっています。

 

4着以下に目を向けると、 5着のレインボーライン

同じく追い込んできたのですが、本来の脚質ではありません。

1枠2番から出負けして、外の馬に包まれて後方になりましたが、

もともとはアーリントンカップの勝ち馬です。

スピードの持続力を求められる阪神芝1600mで

プリウスと競り合って混戦をモノにした実績があり、

NHKマイルでもう少しポジションがとれるようなら

巻き返しは十分考えられます。

 

橘S

日付 年齢限定 レース名 着順 馬名 着差 補・前 補・上り
100425 3歳 オープン 1 エーシンダックマン -0.1 44.8 34.3
160423 3歳 オープン 3 シゲルノコギリザメ 0.4 46.0 36.0
160423 3歳 オープン 12 サイモンゼーレ 1.6 46.1 37.1
160423 3歳 オープン 4 ラズールリッキー 0.4 46.2 35.8
160423 3歳 オープン 11 フェザリータッチ 1.3 46.3 36.6
90516 3歳 オープン 1 エイシンタイガー -0.1 46.3 34.6
150425 3歳 オープン 1 マテンロウハピネス 0.0 46.4 35.1
160423 3歳 オープン 5 ルグランフリソン 0.6 46.5 35.7
160423 3歳 オープン 6 メイショウシャチ 0.7 46.7 35.6
140426 3歳 オープン 1 タガノブルグ 0.0 46.7 34.6
該当レース勝ち馬平均 46.7 34.6
160423 3歳 オープン 8 スキャットエディ 0.9 46.9 35.6
160423 3歳 オープン 1 オデュッセウス -0.2 47.0 34.6
110424 3歳 オープン 1 ツルマルレオン -0.1 47.1 34.4
160423 3歳 オープン 10 ウインミレーユ 1.3 47.2 35.7
160423 3歳 オープン 2 キアロスクーロ 0.2 47.2 34.6
160423 3歳 オープン 7 レーヴムーン 0.8 47.3 35.1
160423 3歳 オープン 9 オーマイガイ 1.0 47.4 35.2
120422 3歳 オープン 1 ガンジス 0.0 47.5 34.9
130420 3歳 オープン 1 シャイニープリンス 0.0 47.9 34.2
1000万下勝ち馬平均 48.1 33.9

 

馬場差-0.8秒と時計の出る馬場でしたが、

それを考慮してもペース差-1.2秒の超ハイペースで、

この展開でハナを切って3着に残したシゲルノコギリザメにとっては

非常に厳しい展開だったといえます。

本番で勝ち切れるかどうかはともかくとして、

久々に暴走気味に飛ばす逃げ馬が現れました。

1400mまでの馬かというと、1600mのシンザン記念で果敢に逃げて、

ジュエラーと差のない競馬をしています。

抽選を突破して出走してくれば、

本番でも展開のカギをにぎりそうで、面白い存在です。

 

1着オデュッセウス、また、HNKに登録はありませんが

2着キアロスクーロともに後方から上がり最速で差し切りました。

ただ、時計的にはこのレースの平均より低く、

過去このレースからNHKマイルで馬券になった

2014年のタガノブルグと比較すると、

若干物足りない内容でした。

 

マーガレットS

日付 年齢限定 レース名 着順 馬名 着差 補・前 補・上り
140406 3歳 オープン 1 ダンツキャンサー -0.1 45.7 35.9
110403 3歳 オープン 1 クリアンサス -0.3 46.5 34.9
100403 3歳 オープン 1 シゲルモトナリ -0.1 46.8 34.8
該当レース勝ち馬平均 46.9 34.9
1000万下勝ち馬平均 47.0 34.6
160403 3歳 オープン 4 サイモンゼーレ 0.7 47.2 35.7
120401 3歳 オープン 1 シゲルスダチ -0.1 47.5 34.6
160403 3歳 オープン 1 ティソーナ -0.1 47.5 34.7
130331 3歳 オープン 1 ローガンサファイア -0.2 47.6 34.3
160403 3歳 オープン 9 ジェイシックス 1.2 47.6 35.8
160403 3歳 オープン 2 キアロスクーロ 0.1 47.6 34.7
160403 3歳 オープン 8 キングライオン 0.9 47.8 35.3
160403 3歳 オープン 6 スリラーインマニラ 0.9 47.9 35.2
160403 3歳 オープン 5 ワンダフルラッシュ 0.8 48.0 35.0
160403 3歳 オープン 3 スキャットエディ 0.6 48.2 34.6
160403 3歳 オープン 7 ウインミレーユ 0.9 48.2 34.9
160403 3歳 オープン 10 ボーダレス 1.5 48.6 35.1

 

ペース差+0.7秒と、いく馬にとっては楽な展開でした。

時計的にも例年比較で1000万下にも足りておらず、

レースレベル自体は決して高いとはいえません。

1着ティソーナ、2着キアロスクーロともに、

少頭数で距離損なくまわってきました。

時計的には推せる要素はありません。

 
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高田泰蔵プロフィール

高田泰蔵
1973年生まれ。東京都在住。 病院勤務、出版社勤務を経てフリーランスライターに。 ナリタブライアンの三冠で競馬を知る。

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