【反省】2016年_皐月賞、桜花賞

2016年4月19日05時05分45秒 / レース展望

皐月賞

日付 年齢限定 レース名 着順 馬名 着差 補・前 補・上り
160417 3歳 G1 リオンディーズ 0.5 82.9 36.4
160417 3歳 G1 17 リスペクトアース 4.7 83.1 40.4
160417 3歳 G1 6 マウントロブソン 0.7 83.2 36.3
160417 3歳 G1 18 アドマイヤモラール 5.3 83.3 40.8
160417 3歳 G1 16 ジョルジュサンク 3.1 83.4 38.5
130414 3歳 G1 1 ロゴタイプ -0.1 83.5 35.6
160417 3歳 G1 5 エアスピネル 0.5 83.5 35.8
160417 3歳 G1 9 アドマイヤダイオウ 1.6 83.9 36.5
160417 3歳 G1 15 ドレッドノータス 2.6 83.9 37.5
160417 3歳 G1 3 サトノダイヤモンド 0.4 84.1 35.1
100418 3歳 G1 1 ヴィクトワールピサ -0.2 84.2 34.6
160417 3歳 G1 7 ナムラシングン 0.8 84.2 35.4
160417 3歳 G1 8 ロードクエスト 1.2 84.3 35.7
90419 3歳 G1 1 アンライバルド -0.2 84.4 34.7
160417 3歳 G1 10 ウムブルフ 1.7 84.5 36.0
160417 3歳 G1 1 ディーマジェスティ -0.2 84.5 34.3
該当レース勝ち馬平均 84.7 34.6
160417 3歳 G1 11 プロフェット 1.9 84.7 36.0
160417 3歳 G1 2 マカヒキ 0.2 84.8 34.2
160417 3歳 G1 12 ミライヘノツバサ 2.0 84.8 36.0
160417 3歳 G1 13 ミッキーロケット 2.1 84.9 36.0
150419 3歳 G1 1 ドゥラメンテ -0.2 85.2 34.3
160417 3歳 G1 14 トーアライジン 2.4 85.2 36.0
140420 3歳 G1 1 イスラボニータ -0.2 85.3 34.7
中山金杯勝ち馬平均 85.7 34.7
120415 3歳 G1 1 ゴールドシップ -0.4 86.0 34.3
1000万下勝ち馬平均 86.4 35.1

 

勝ち時計1.57.9はレースレコードでしたが、

馬場差-0.9秒の高速馬場でのもの。

とはいえ、中山金杯としては、2009年以降もっとも厳しい競馬だった

2015年のラブリーデイが出した時計に

0.1秒迫るもので、このときの馬場差-0.8秒を考慮しても

差し引き0.2秒しか負けていません。

補正済み前、上りともに、

馬場差補正を加えて比べてみても、

皐月賞平均を大きく上回っており、

2016年の皐月賞はハイレベルだったと考えてよさそうです。

 

ペース差-0.5秒は、馬場差を考えてもハイペース気味で、

結果的に残り3F地点で1秒以上後方の馬で決着しました。

勝ったディーマジェスティは、道中14番手と控えましたが、

3角、4角とポジションをあげ、前をとらえました。

一迅の風でも吹いたのかというくらい、

一瞬でグイっと伸びていますが、

ラップを見ると、ハイペースで前が止まったと考えてよさそうです。

展開が向いた感はありますが、

7F目、8F目でペースが緩んだところで

ポジションをあげることができた操縦性の高さは

中山向きだったともいえるでしょう。

人気はしませんでしたが、過去の皐月賞馬のパフォーマンスと比べても

まったく遜色なく、むしろ上といえます。

 

2着マカヒキは、初の敗戦。

ここまで遅いペースしか経験しておらず、初の多頭数で、

3角、4角でポジションをあげきれませんでした。

こちらの記事にも書きましたが、

未知となるハイペースへの対応力という点で

勝った馬とは位置取りの差が出た印象です。

それでも苦手な展開、コースで上り最速の2着なら

コースが東京に替われば当然狙うべき1頭で

引き続き人気はしますが、底を見せたとはいえません。

時計的にも、あのドゥラメンテより

補正済み前、上りともに厳しい競馬をしており、

ダービーでも十分狙えます。

 

3着サトノダイヤモンドは、1着馬2着馬より前目に位置し

その分しまいが甘くなった印象です。

そもそもの性能でキレ負けしたというよりも位置取りの問題とでしょう。

とはいえ、直線で多少の不利があったにせよ、追い込み馬には差され、

ハイペースで情状酌量の余地がある先行馬にギリ先着、

という結果から、怪物クラスであるかどうかは疑問です。

馬場差は速かったのですが、強風の影響が大きく、

多少ソフトだったことを考えれば、それが敗因とも思えません。

ただ、ここを叩いてダービーが本番という思惑があるなら

上積みが期待できます。

純粋に皐月賞のパフォーマンスだけでいうと

3着以下の馬は、例年の皐月賞馬には達していません。

 

4着入線で5着に降着したリオンディーズは、

結果的には出していったことが敗因でしょう。

騎手に、この日の前残り馬場が頭にあったようですが、

実は弥生賞の馬場とほぼ同じ馬場差でした。

その弥生賞では出していってマカヒキにしまいやられているわけで

同じことを本番でやって、しかもハイペースに巻き込まれ

当然のごとく同じように負けた、としかいえない内容です。

朝日杯FSで見せたような末脚の持ち主だけに、

脚質に幅をもたせるなら、極端な位置取りではなく、

中団にかまえるなど、やりようはあったのではないかと思いました。

逆に、ダービーで人気落ちするようなら、

まだまだ見限れない1頭かと思います。

 

5着入線4着繰り上がりのエアスピネルは、

ハイペースを前目で折り合ったものの、

不利を差し引いても上位とは埋めようのない能力差がある印象です。

弥生賞同様、クラシック戦線を戦い抜くにはワンパンチ不足を感じました。

ただ、展開次第で前が残る競馬になれば、

しぶとい脚が使えることがわかったので、

ダービーでも高速馬場で内枠を引けば、

△程度にはおさえたい1頭です。

 

6着マウントロブソンも同様で、ペースとしては厳しい競馬でした。

ダービーでも条件がそろえば△候補です。

ただし、ペースが落ちすぎればキレ負けしそうです。

G2、G3あたりならなんとかなっても、クラシック戦線となれば

どうしても展開や馬場の後押しがほしいところです。

 

7着以下は、残り3F地点で1秒以上後方だった馬がずらりと並び

勝負付けは済んだかな、という印象です。

ロードクエストが4角で5番手まで押し上げて

直線ではインを突くという見せ場はありましたが、

そこからの伸びがいまいちでした。

次走は溜めて溜めて末脚を爆発させる競馬にかえてきそうで、

早熟でないのだとしたら、

展開次第ではどこかで復活する可能性は十分でしょう。

 

桜花賞

日付 年齢限定 レース名 着順 馬名 着差 補・前 補・上り
100411 3歳 G1 1 アパパネ -0.1 58.2 33.5
130407 3歳 G1 1 アユサン 0.0 59.1 35.3
160410 3歳 G1 14 カトルラポール 1.7 59.6 36.3
160410 3歳 G1 16 メイショウバーズ 1.8 59.6 36.4
古馬OP勝ち馬平均 59.7 34.2
160410 3歳 G1 12 ウインファビラス 1.3 59.7 35.8
110410 3歳 G1 1 マルセリーナ -0.1 59.7 34.4
160410 3歳 G1 18 アッラサルーテ 2.1 59.8 36.5
160410 3歳 G1 15 ジープルメリア 1.8 59.8 36.2
160410 3歳 G1 6 ラベンダーヴァレイ 0.7 59.9 35.0
160410 3歳 G1 4 メジャーエンブレム 0.4 60.1 34.5
120408 3歳 G1 1 ジェンティルドンナ -0.1 60.2 34.2
該当レース勝ち馬平均 60.2 33.8
160410 3歳 G1 2 シンハライト 0.0 60.2 34.0
160410 3歳 G1 9 ビービーバーレル 1.0 60.2 35.0
160410 3歳 G1 17 ソルヴェイグ 2.0 60.2 36.0
160410 3歳 G1 3 アットザシーサイド 0.3 60.3 34.2
160410 3歳 G1 8 ブランボヌール 0.9 60.4 34.7
160410 3歳 G1 11 メイショウスイヅキ 1.2 60.5 34.9
160410 3歳 G1 13 キャンディバローズ 1.3 60.5 35.0
90412 3歳 G1 1 ブエナビスタ -0.1 60.5 33.2
160410 3歳 G1 7 レッドアヴァンセ 0.9 60.6 34.5
160410 3歳 G1 10 デンコウアンジュ 1.0 60.7 34.5
140413 3歳 G1 1 ハープスター 0.0 60.8 33.2
160410 3歳 G1 1 ジュエラー 0.0 60.9 33.3
1000万下勝ち馬平均 60.9 34.1
160410 3歳 G1 5 アドマイヤリード 0.5 61.2 33.5
150412 3歳 G1 1 レッツゴードンキ -0.7 62.1 33.3

 

馬場差-0.8秒と時計の出る馬場で、

ペース差+0.6秒のスローペースでした。

阪神芝1600mでこうなると、当然のように末脚比べになり、

上りの速い馬が上位をしめる結果になりました。

 

勝ったジュエラーは、ほぼ最後方からの追い込みで

2着シンハライトに僅差で先着しました。

とはいえ、ハープスターに補正済み前、上りとも

差し引き0.2秒劣る時計で、

追い込みでこれ以上のパフォーマンスはありえないことを考えると

ハイレベルだったとはいいがたい内容です。

ただ、低レベルだったという意味ではなく、

標準的な桜花賞のレベルと考えてよさそうです。

 

2着シンハライトにしても、記録上は2着ですが

勝ち馬と差があったとは思えず、

実際チューリップ賞では、4角で同じ位置から

外をまわってジュエラーにハナ差先着しています。

勝負付けがすんだわけではありません。

ジェンティルドンナとの比較でも、上回っており、

むしろ追い込み一辺倒ではなく、

ポジションをとりにいって、早じかけからここまで粘ったなら

オークスで再びジュエラーを負かすシーンがあってもおかしくありません。

 

3着アットザシーサイドは、もう少し前が流れたほうが

パフォーマンスをあげてきそうです。

-10kgで430kgはいかにも減りすぎで、

次走では馬体回復がカギになりそうです。

 

4着メジャーエンブレムはスローのヨーイドンでキレ負け。

クイーンCでは、自らペース差-1.7秒のハイペースを演出し

圧勝していたことを考えると、今回は多少出が悪かったとはいえ、

ペース差+0.6秒で控える騎乗はいただけません。

例年の桜花賞のペースでかんがえれば、

残り3F地点で逃げ馬から1秒以上後ろの位置から

追い込んだに等しい位置取りで、持ち味をいかすことなく終わりました。

とはいえ、それでも4着ですから、

乗り方さえ間違えなければ巻き返す可能性は十分でしょう。

もったいないレースでした。

 

5着アドマイヤリードはスローならこのくらい上りは使えそうです。

ただ、前で勝負が決まる中、最後方から掲示板に載ったに過ぎず、

速いペースを追走したり、もう少しポジションをとりにいったりすると

コロっと着順を落としそうです。

 

6着ラベンダーヴァレイもスローで消極的な位置取りで

持ち味をいかせませんでした。

加えて直線で、こじあけてきたメジャーエンブレムに対抗し

馬体を寄せるという鞍上の意味のないマスターベーションもあり、

チューリップ賞から大幅にパフォーマンスをさげています。

ハイペースでズブズブの消耗戦になればおもしろく、

再度狙ってみたくはあります。

 

7着以下で今後巻き返しそうな馬は、

時計面では微妙ですが、8着ブランボヌール

前が壁になって直線ほとんど追えていませんでした。

10着デンコウアンジュも同様で、

この2頭は過去2歳時に重賞で強い競馬をしており、

展開1つで着順をあげてくる可能性は十分です。

 

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高田泰蔵プロフィール

高田泰蔵
1973年生まれ。東京都在住。 病院勤務、出版社勤務を経てフリーランスライターに。 ナリタブライアンの三冠で競馬を知る。

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